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珈琲専門店のマスターが選ぶ!自宅でコーヒーをはじめたい人におすすめのコーヒー豆5選

「自分の家でもお店で飲むような美味しいコーヒーを楽しみたい!」と考えている方必見!マシンやドリッパーを揃えたら、あとはコーヒー豆を用意するだけ。しかし、「最初はどんな豆を買ったらいいの?」、「そもそもどんな種類があるの?」と戸惑う人も多いはず。今回は、珈琲専門店の店主に、自宅でコーヒーをはじめようと考える人におすすめのコーヒー豆5種類を聞いてきました!

コーヒー豆にはどんな種類があるの?

今回お話を伺ったのは、東京スカイツリーのお膝元、墨田区業平にお店を構える「しげの珈琲工房」の店主、峯岸繁和さん。常時、約20種類もの自家焙煎豆を取り揃えており、同時に生キャラメルや生チョコレート、アイスクリーム、サヴァランなど、コーヒーと相性のよいお菓子も日替わりで提供しています。
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via ヒャクマンボルト
──早速ですが、コーヒー豆にはどのような種類があるのでしょうか? 

「珈琲豆の生産国は約60カ国ほどあり、産地のテロワールや精選方法などにより風味が作られ、焙煎の考え方、巧拙が味わいを大きく左右します。

代表的なコーヒー豆の産地としてはブラジル、エチオピア、コロンビア、インドネシア(マンデリン)、グアテマラ、ケニアなどがあります。ちなみに、エチオピアの豆は『モカ』と呼ばれることがありますが、モカとはイエメン共和国にある港町の名前。かつてこの街で採られた豆と、エチオピア産の豆が一緒に輸出されるようになったため、両国で採れた豆を総称して『モカ』と呼ぶようになりました。ちなみに、コーヒーとチョコレートを合わせたドリンクのことを『カフェモカ』と呼んだりしますが、メニューと産地の『モカ』は別モノです。」
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via ヒャクマンボルト
「産地で収穫、乾燥された生豆(なままめ・きまめ)を焙煎(ロースト)して香り豊かなコーヒー豆となるわけですが、焙煎の加減は浅煎りから深煎りまで、ライトロースト、シナモンロースト、ミディアムロースト、ハイロースト、シティロースト、フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアンローストと8段階に分けて表現されます。煎り方が浅いほど豆本来の酸味が際立ち、逆に深く煎ると苦みが生まれますが、豆に含まれる脂肪分がカラメル化して糖質に変わるため、甘みも引き出されるんです。焙煎がコーヒーの味を決定づけるので、ときどき『ブラジルのコーヒーは苦い』『モカは酸っぱい』とおっしゃる方がいますが、実際は少し違うんですよ。」
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via ヒャクマンボルト
──それでは、峯岸さんが家庭でコーヒーをはじめようとする人におすすめする「しげの珈琲工房」のコーヒー豆を5種類教えてください。

エチオピア(モカ)・イルガチェフG1チェレレクト(焙煎:ハイロースト)

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via ヒャクマンボルト
「まず最初に紹介するのは、エチオピア南部のシダモ地方、イルガチェフ産の生豆をハイローストで仕上げた逸品です。クリーンで明るい酸味と、ワインやストロベリーを想起させる華やかな香りと甘味が特徴で、『苦いコーヒーを飲むと頭が痛くなってしまう』という人にもオススメ。相性の良いお菓子は、私がお店で出している自家製の生キャラメルですね。シルキーなキャラメルの口どけとモカの香りが口の中でひとつになると……たまりません。」

ブラジル樹上完熟豆(焙煎:ハイロースト)

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via ヒャクマンボルト
「続いて紹介するのは、世界No.1の産出量を誇るブラジルのミナス・ジェライス州セラード産の豆を使ったハイローストです。こちらは王道の味わいで、コーヒーらしい風味とナッツのような香ば
しさを感じられます。チョコレートとの相性が良い豆ですね。」
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マンデリン・ビンタンリマ(焙煎:シティロースト)

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「マンデリンは、私が一番好きなコーヒー豆です。完熟マンゴーのような芳醇なフルーティー感と、大地を思わせる力強い甘さやコクを楽しめます。いい意味でクセがあるので、ハマったらマンデリン一筋という人も多いです。個性の強い味わいは、チーズケーキと相性抜群。」

しげのブレンド(焙煎:フルシティロースト)

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via ヒャクマンボルト
「こちらはマンデリンのシティローストとフレンチロースト、ブラジル樹上完熟豆のフルシティローストを絶妙に合わせた私の“わがままブレンド”です。それぞれの豆が持つ甘さと苦さを活かした当店人気No.1商品。今回紹介する5種類の中ではもっとも深煎りで、とても飲み応えがあります。濃い味わいなので、ミルクと割ってカフェオレで楽しむのも良いでしょう。」
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via ヒャクマンボルト

カフェインレス コロンビア(焙煎:シティロースト)

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「最後に紹介するのは、カフェインを99%除去したカフェインレスコーヒー。『デカフェ』とも言われ、妊娠中の女性や『コーヒーを飲むと夜眠れなくなる』という方にも重宝されています。味はクリアーでしっかりとした甘みが特徴的。私の店では、カフェインレスコーヒーとしては異例のスペシャルティ・グレード(コロンビア ラ・セイバ)を取り扱っていて、他のカフェインレスとは一線を画す美味しさにリピーター続出中です。」

今回のまとめ

峯岸さん、素敵なご紹介をありがとうございました! ちなみに、今回紹介していただいた5つのコーヒー豆の味わいをチャートで表してみると、以下のようなイメージになりました。
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via ヒャクマンボルト
味の好みは人それぞれ。例えば、同じ「ブラジル」の「ハイロースト」でも、お店によって味わいは異なります。まずは峯岸さんのお話を参考にお店でコーヒー豆を選び、そこから自分に合う豆の種類を見つけていきましょう。

【店舗情報】
「しげの珈琲工房」
住所:東京都墨田区業平2-11-4
営業時間:10:00~19:00
ラストオーダー:18:40
定休日:水曜日
URL:http://r.goope.jp/shigenocoffee

ライター:下條信吾
撮影:インディ
編集:ヒャクマンボルト
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