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おすすめは浅煎り豆をエアロプレスで──「FINETIME COFFEE ROASTERS」近藤剛さんインタビュー | rooVeR [ルーバー]

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おすすめは浅煎り豆をエアロプレスで──「FINETIME COFFEE ROASTERS」近藤剛さんインタビュー

東京・世田谷区経堂で2016年6月29日にオープンしたカフェ「FINETIME COFFEE ROASTERS」。その店主であり、ロースター、バリスタ、パティシエと、一人でさまざまな役割をこなす近藤剛さんに、おすすめのコーヒーや豆などについて語っていただきました。

フルーティな浅煎りにこだわるカフェ

「浅煎りのコーヒー豆本来のフルーティな味を、もっとたくさんの人に知ってほしい」。それが「FINETIME COFFEE ROASTERS」のコンセプトだと話すのは、この「FINETIME COFFEE ROASTERS」の店主であり、ロースター、バリスタでもある近藤剛さん。店舗オープンの前は普通のサラリーマン、コーヒーについては素人だったのだとか。そんな近藤さんに、「FINETIME COFFEE ROASTERS」というお店について、コーヒーについて、お話を伺いました。
Hiroyuki Yamada (127471)

via Hiroyuki Yamada
──この「FINETIME COFFEE ROASTERS」をオープンしたきっかけは何だったのでしょうか?
「ずっと金融業界にいたのですが、次のステップとして、自分で何か商売がやりたいと思ったからなんです。食べることが好きだったので、シェフになることも考えたのですが(笑)、音楽や映画、美術関連も好きだし、自分の好きなことを全部合わせてやりたい。食とカルチャーやアートを一緒にと考えた時に、カフェなら、そういうことが好きな人が集まりやすい場所になるんじゃないかな、と思ったんです。
それでリサーチを始めたら、最近はフルーティなコーヒーが人気だということを知りました。僕の周りの人たちはこんな美味しいコーヒー飲んだことないだろうし、この美味しさをもっと広めていきたいと思ったのがきっかけですね。」
Hiroyuki Yamada (127474)

via Hiroyuki Yamada
──そこからご自分でバリスタやロースターとなる勉強を始められたんですね。
「はい。コーヒーはバリスタの学校で学びました。バリスタの世界大会で審査員を務めている人が『バリスタトレーニングラボ』というバリスタの学校を開いていているんです。そこで勉強しました。
それならばコーヒー豆を突き詰めようと思って『Qグレーダー』という生豆の鑑定ができる資格も取りました。これは唯一、国際的なコーヒー鑑定士資格なんです。コーヒーの一般的なチキはもちろん、味覚や香り、生豆や焙煎豆の評価から格付けなど、8科目19試験を全てパスしないと取れないんですが、日本だと、この資格を持っているのは350人くらいでしょうか?」
Hiroyuki Yamada (127477)

via Hiroyuki Yamada

ワインに劣らぬ芳醇な香りを求めて

──コーヒー豆はどこの国のものを選んでいるのでしょうか?
「季節に合わせて、そのときどきで良い豆を選ぶようにしています。なくなったら新しい豆を仕入れるのですが、なるべくバラエティに富んだラインナップにするように心がけています。一番人気はエチオピアやニカラグアのナチュラルという製法の豆ですね。
通常はウォッシュトといって、コーヒーの果実の実を洗うのですが、ナチュラルは種に実をつけたまま乾燥させていくんです。そうすると、発酵したような実の味が出て華やかな味になるんです。香りも立ちますし、ワインのような感じなので、みなさん驚かれるんです。」
Hiroyuki Yamada (127480)

via Hiroyuki Yamada
──ワインですか!
「ええ、ワインのような芳醇な香り、という感じでしょうか。アフリカは意外と派手な感じですね。酸もあるけど甘さもある。ニカラグアはブルーベリーやストロベリーといったベリー系。そういう味を出すためには浅煎りじゃないとだめなんですよ」
──豆はそのエチオピアやニカラグアから直接仕入れているんですか?
「いえいえ、さすがにそこまでは難しいですね。実は私自身、代々木八幡の『フグレン』のコーヒーが好きなんです。フグレンさんはノルウェーから豆を仕入れていらっしゃるんですよね。
ノルウェーは世界で1位、2位を争うコーヒー消費国なんですが、有名なバリスタの方で生豆の卸をやっている方もたくさんいるんです。それこそ直接コロンビアやアフリカに行って、栽培や加工処理の指導などもされている。だから、同じくノルウェーから豆を仕入れたいと思って、オスロに行ってお願いしたんです。」
Hiroyuki Yamada (127481)

via Hiroyuki Yamada
「仕入れ自体はすんなり了解をいただいたんですが、輸送が高くつく。そこで『フグレンさんの仕入れに混ぜてもらえれば?』と提案をいただいたんですよ。フグレンさんに聞いてみたら『大丈夫ですよ』と。私自身も驚いたのですが、今のコーヒー屋さん、カフェって、業界みんなで盛り上げよう、という気持ちがすごいあるんですよね。だからそういう協力も惜しみなくやっていただけた。感謝しています」
──お客さんの反応はいかがですか?
「みなさん、フルーティな感じを気に入っていただけていると思います。ご近所に住んでいる家族連れの方やSNSなどやコーヒーのウェブメディアで紹介されたのを見て、遠方からお越しになるお客さまも多いですね。

あとは同じく浅煎り系のコーヒーを扱っているカフェの方もたまにいらっしゃいますよ。そういう同業の方が『あそこは新しいけど美味しいみたいよ』って口コミで広げてくださったりもしていますね。」

ロースター、バリスタ、パティシエ、そしてブーランジェリーまで

Hiroyuki Yamada (127494)

via Hiroyuki Yamada
──店舗で販売されているケーキ類も近藤さんが作っていらっしゃるとか?
「そうです。バナナブレッドチョコブラウニー、マフィンなどを作っています。武蔵小山のBAKEDさんという、ケーキ屋さんというよりはお菓子教室なんですが、そこで習いました。今はまだ難しいんですが、ハード系のパンも自分で焼くので、いずれはそれもお店に出したいですね」
Hiroyuki Yamada (127497)

via Hiroyuki Yamada
──ロースター、バリスタ、パティシエ、ブーランジェリー……いろいろご自分でやってらっしゃるんですね。今後、どういう目標を持っていらっしゃいますか?
「(笑)。確かにいろいろやってますね。でも基本は豆屋です。もっとたくさんの人にフルーティなコーヒーを楽しんでもらいたいというのが第一にあるので、ワインのようにセミナーもやってみたいです。スペシャルティコーヒーとは何か、エアロプレスでの淹れ方…実際にコーヒーを飲んで、その美味しさを知っていただきたいですね。」
text:トライアウト
【店舗情報】
「FINETIME COFFEE ROASTERS(ファインタイム コーヒー ロースターズ)」
住所:東京都世田谷区経堂1-12-15
電話番号:03-5799-4130
営業時間:平日12:00〜18:00、土曜日・日曜日12:00〜19:00
定休日:月曜日

FINE TIME

FINE TIME
text:トライアウト

業界人も認める極上の浅煎りコーヒーが楽しめる「FINE TIME COFFEE ROASTERS」 | rooVeR [ルーバー]

業界人も認める極上の浅煎りコーヒーが楽しめる「FINE TIME COFFEE ROASTERS」 | rooVeR [ルーバー]
数年前にオーナー自らが浅煎りの“フルーティなコーヒー”に衝撃を受け、異業種から焙煎・バリスタの技術を習得、2016年6月にオープンしたのが、「FINE TIME COFFEE ROASTERS」です。
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