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『からかい上手の高木さん』山本崇一朗先生を独占インタビュー!【動画あり】

今回のインタビュー企画は、現在ゲッサン(小学館)で『からかい上手の高木さん』などを連載し人気急上昇中のマンガ家・山本崇一朗先生が登場!全3回となる前編では、先生が描くイラストメイキング映像も公開!

2016年最注目のマンガ家・山本崇一朗先生のすべて(?)に迫ります

デビューしてまだ4年と若手ではありながら、『からかい上手の高木さん』や『ふだつきのキョーコちゃん』などを立て続けに連載し、注目度上昇中のマンガ家・山本崇一朗先生。

キャラクターや舞台などの設定はシンプルながら、読者をニヤニヤさせてしまうキャラクター同士のやり取りが評判です。

今回のインタビューでは、山本崇一朗先生が子供時代にハマったマンガや、デビューまでの道のり、そして作品の誕生秘話などについてたっぷりと語っていただきました。さら高木さんと西片君のオリジナルイラストもその場で執筆! そのメイキング映像と合わせてご紹介します!!


【山本崇一朗先生プロフィール】
やまもと・そういちろう 5月30日生まれ。小豆島出身。血液型B型。2011年 9月、第27回ゲッサン新人賞佳作受賞。12月、第69回新人コミック大賞佳作受賞。2012年に読切作品を3本ほど発表後、2013年にゲッサンminiで『からかい上手の高木さん』、そしてゲッサン本誌で『ふだつきのキョーコちゃん』を続けて連載スタート。『ふだつきのキョーコちゃん』は7月12日に最終7巻が発売。

山本崇一朗Twitterアカウント
https://twitter.com/udon0531?lang=ja

『からかい上手の高木さん』についてさらに詳しくは ゲッサンWEBをチェック!
http://gekkansunday.net/series/karakai

【中編】山本先生が語るキョーコちゃん&高木さん誕生秘話 - rooVeR [ルーバー]

【中編】山本先生が語るキョーコちゃん&高木さん誕生秘話 - rooVeR [ルーバー]
今回のインタビュー企画は、現在ゲッサン(小学館)で『からかい上手の高木さん』などを連載し人気急上昇中のマンガ家・山本崇一朗先生が登場!全3回となる中編では、先生の子供時代からデビューまでをご紹介!

『高木さん』はネタが尽きるまでずっと描き続けていく | rooVeR [ルーバー]

『高木さん』はネタが尽きるまでずっと描き続けていく | rooVeR [ルーバー]
今回のインタビュー企画は、現在ゲッサン(小学館)で『からかい上手の高木さん』などを連載し人気急上昇中のマンガ家・山本崇一朗先生が登場!最終回となる後編は、山本先生と現在と今後についてお話しいただきました。

“からかい女子”ブームが来る!? ネットで話題の『からかい上手の高木さん』ってどんなマンガ?

『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗先生が2013年にゲッサンminiで連載をスタートした新感覚の思春期ラブコメです。

中学生の西片君は、いつも隣の席の高木さんにからかわれてばかり。くやしくって仕返ししようとしても、高木さんにはまったく通用してなくて…というのが基本的なストーリー。

高木さんが西片君をただ「からかう」だけのシンプルなコンセプトながら、毎回、西片君をドキッとさせる高木さん必殺のからかいに悶絶する読者が急増。ネットを中心に口コミが広がり、現在シリーズ累計85万部を突破と、人気急上昇中のマンガです。

そんな2人のいつものやり取りの一例をご紹介。高木さんのドキッとするからかい発言と、それに翻弄される西片君の表情、そして彼の慌てふためく顔を満足そうに微笑みながら見つめる高木さん。“からかい”の中で垣間見える2人のステキな関係をご覧ください。
『からかい上手の高木さん』単行本1巻エピソード「傘」より

『からかい上手の高木さん』単行本1巻エピソード「傘」より

Twitterに掲載されたバレンタインでの”からかい”も話題に!

7月12日発売のゲッサンでは、本格連載記念でスペシャルな“からかい”も!?

山本崇一朗プロフィール
文書のタイトル
ゲッサン 2016年08月号

ゲッサン 2016年08月号

表紙は今号より本格連載スタートとなる山本崇一朗先生の『からかい上手の高木さん』!
始動記念として巻頭・カラー2本立てでお送りするほか、読切作品『松本エーコは普通の子』を掲載。さらに特別付録には特製からかいシール付き。
そのほか、あだち充先生の『MIX』、島本和彦先生の『アオイホノオ』、皆川亮二先生・作、泉福朗さん原作の『海王ダンテ』など充実のラインナップ!
本日7月12日に発売されたゲッサンでは、そんな高木さんと西片君の未来をほのめかす特別編が掲載されました。

卒業アルバムを見て懐かしんでいる大人になった高木さん。彼女のセリフの意味は? そして高木さんの横にいる子供の正体は? 山本先生が読者へお届けするちょっと意地悪な“からかい”がたまりません。

幸いにもインタビュー中に拝読した筆者ですが、その内容に一時は心身を喪失しかけました。まずはこの読切エピソードに関する話題からインタビューの模様をお伝えします。
ゲッサン2016年08月号『からかい上手の高木さん』エ...

ゲッサン2016年08月号『からかい上手の高木さん』エピソード「想い出」より

山本先生「最後のひとコマだけは見逃さないでください(笑)」

──今回、いつもと違う趣向の“からかい”を描いてみて、感想はいかがでしたか?

山本崇一朗(以下、山本):けっこう楽しかったですね。最初に担当さんから特別編の企画を聞いたときは、「えっ、それいいのかな?」みたいな感じが一番大きかったんですけど(笑)。
担当:ゲッサン編集部内でも、編集長も含めて「やっちゃっていいの?」しか言われなかったし、読者の皆さんがどんな反応をするのか、ちょっとコワいよね…。
山本:コワいですね(笑)。エピソードを読んだ人にとっては、2人は将来こうなるっていう未来が決まってしまうような気がしたので、少し不安はありました。

──読者としては、2人の未来が見れてちょっと安心感はあります。

山本:ありがとうございます。ただ最後のオチのひとコマを見逃されたときは超コワいですけどね(笑)。
担当:大丈夫、「パラレルワールドでした」って可能性もあるから。
山本:何なら単行本に載せないということも…(笑)。
ゲッサン2016年08月号『からかい上手の高木さん』エ...

ゲッサン2016年08月号『からかい上手の高木さん』エピソード「想い出」より

──今回の特別編エピソードは、どんな流れで生まれたのでしょうか?

担当:これに関しては、全責任は僕にあると思います。いつもは山本先生にお任せなんですけど、今回は僕が「これで描いて」ってお願いしました。最初は「西片君どうなっちゃったの?」っていうところから気にしてほしいなって思います。
山本:あー、なるほど(笑)。
担当:なるほどって…気付いてなかったの?僕はまさか子供が出てくるとは思ってなかったから、ネーム見たときに「おおっ、そうきたか」って思ってたのに。
山本:高木さんひとりじゃ16ページの読切は持たないんですよ。西片君がいないと。

──大人になった高木さんのビジュアルはすんなりと描けましたか?

山本:そうですね。でも外見自体はあのまんまだろうなっていう感じはしてたので。そのまま身長が伸びて、多少おとなしくなったくらいで、多分そんなに変わっていないと思います。
担当:高木さんを描くとき、ひとつだけ相談されたよね。高木さんの胸をどこまで大きくしたらいいですか?って。「知らん」って答えた気がするけど。
山本:はい(笑)。そう言われたら、まあ小さくしますよね。
『からかい上手の高木さん』単行本1巻エピソード「プール」より

『からかい上手の高木さん』単行本1巻エピソード「プール」より

山本先生が描くほとんどのキャラクターが貧乳らしい。
──先生は巨乳キャラってあんまり好きじゃないんですか?

山本:そうですね。単純にぺったんこが好きなんです(笑)。だから『ふだつきのキョーコちゃん』に出てくるキャラクターに、日々野さんって巨乳設定の女の子がいるんですけど、それも自分の許容範囲を超えちゃっていて…。連載しながらバレないように小さく小さくしてました。
担当:いや、バレてるからねそれ…。登場人物のバランスに必要だから、って何度言っても小さくするから、そのうちに諦めたんです(笑)。
日比野さんのサイズの違いを検証しました

日比野さんのサイズの違いを検証しました

画像左は『ふだつきのキョーコちゃん』単行本1巻エピソード「いい記録出してよ」より。
続いて右側は同作品の単行本6巻エピソード「いいとこ見せようと」。こうして見比べてみましたが、素人のレベルではあまり変わっているようには見えないかも!?

山本崇一朗先生の作画メイキング映像を初公開!

『からかい上手の高木さん』の 山本崇一朗先生イラスト メイキング動画 - YouTube

『からかい上手の高木さん』『ふだつきのキョーコちゃん』などで知られるマンガ家の山本崇一朗先生にインタビュー中、実際に先生に描いていただいた高木さん&西片君の作画風景をタイムラプス風にご紹介します。 執筆時間はおよそ30分です。
──キャラクターを描くとき、特に時間がかかるパーツは?

山本:やっぱり断トツで目ですね。あと、髪型だとショートカットが難しいです。頭の形とかがダイレクトに出てくるので、顔全体の整合性を考えないといけなくて苦労します。

──執筆中、日によって好不調みたいなコンディションはありますか?

山本:けっこうありますね。やっぱり正面顔が一番サイドのバランスがとりにくいんですけど、今日は正面顔めっちゃ描きやすいなっていう日と、いくらやってもバランスとれない日とかあって。下書きの時点からかなりその日の仕事に響いてます…。

──いつもはアシスタントも参加している?

山本:もちろんです。毎月2人ずつ、10日くらい入ってもらっていて、背景とかはほとんど描いていただいてます。逆にキャラクターは微妙な表情とかもあるので自分で。アシスタントさんがいないと終わらないです(笑)。

──よくTwitterとかにアップしているイラストはいつ書いてるんですか?

山本:あれは休憩中に描いてるんで、だいたい深夜とかですね。寝る前とか。やっぱり絵を描くことが好きなので、描いているときはすごく楽しいです。
先生のTwitterアカウントでは、息抜きで描いたというイラストがたくさんアップ。
ガルパンやアイマス、オリジナルキャラまで多岐にわたるので、ぜひチェックしてみてください。
──では、逆に作業中で一番苦しいときは?

山本:やっぱりネタを出すためにネームを切っているときが一番きついです。いつも部屋の中をうろうろしてます(笑)。

──マンガ家さんによっては喫茶店でネームをやったり、散歩やお風呂でリフレッシュしてスイッチを切り替えるという方もいるそうですよ。

山本:そうなんですか。でも外ではとてもじゃないけど仕事できないし…。腕組みしながら部屋中行ったり来たりしてアイデアが出てくるまで悩んでますね。
担当:あれ、前に新幹線の中で描いてなかったっけ?
山本:いやあ、あれは非常時ですよ(笑)。親戚の結婚式で帰らないといけないんだけど、ネームをやらないといけなくて。新幹線の中で描きました。あのときは結婚式場でも描いてたなあ…。
担当:先生は本当にしっかりしてて、スケジュールはきっちり守る方なんです。他のマンガ家さんに聞いてほしいくらい。
山本:そこを落としちゃうと恐ろしくてしょうがないんですよ…(笑)。
『からかい上手の高木さん』単行本2巻エピソード「雨宿り...

『からかい上手の高木さん』単行本2巻エピソード「雨宿り」扉イラスト

──お話を聞いていると、すごく仕事の鬼みたいですね。ふだん週末とかはお休みされないんですか?

山本:いや、休んでないです(笑)。ほとんどの作家さんは、たぶん土日休みなんてないと思いますよ。僕の場合だと、映画を観に行ったりとか、プライベートで出かける時間は休みなんですが、家に帰ると原稿書き始めちゃったりします。
担当:もっと休んでもいいんだよ?
山本:いやあ、でも働かないと(笑)。それにゲームをしたりとか、毎日息抜きをする時間はちゃんとあるので。

──1日のサイクルはどんな感じでしょうか?

山本:だいたい朝の8時か9時ぐらいに起きて、家のこととか犬の散歩とかをしながら夜まで仕事をしている感じです。深夜0時くらいからゲームを1〜2時くらいまで遊んで息抜きしたら、そのあとまた原稿を3〜4時くらいまでやって寝るって感じですね。たまにゲームやり過ぎて睡眠時間削っちゃって、次の日の昼間うつらうつらしてることもあります(笑)。
『からかい上手の高木さん』単行本2巻エピソード「雨宿り」より

『からかい上手の高木さん』単行本2巻エピソード「雨宿り」より

西片君の少年心を弄ぶ(?)高木さん、さすがからかい上手です。
──ちなみに『キョーコちゃん』と『高木さん』では、どちらが描きやすいですか?

山本:『高木さん』の方が圧倒的に書きやすいですね。『高木さん』ってやっぱり“からかう”ことは決まってるので、あとは内容を決めればいいだけなんです。でも、『キョーコちゃん』の場合は、まず何をするから考えなきゃいけないんで、毎回悩んでました。

──どのぐらいお時間がかかるものですか?

山本:例えば『高木さん』は毎回その都度、「今回は何をさせようかな?」っていうところからスタートしているんですけど、こういう話にしようって思いつくのに2〜3時間、そこからネームにするのに5〜6時間くらいですね。1日あればネームが1本できるくらいです。

──え、1話分ですか?

山本:はい。16ページ分。

──それって、やっぱり他のマンガ家さんと比べてもかなり早いのでは?

担当:そうですね。『キョーコちゃん』だって早いけど、『高木さん』は異常ですよ。打ち合わせをして、その日に電話をしたら「もうできてますよ」なんてことが本当にあるんですよ。この前も打ち合わせして、なんやかんやして家に帰ったらもうネームが届いてましたから。どういう時空なんだよって。精神と時の部屋があるのかっていう。
山本:そりゃあ毎回知恵熱出るくらい悩んでますから。
担当:普通だってば(笑)。マンガ家はみんなそれで悩んでるんだから…。

──月刊ですよね。週刊ペースでもいけちゃうのでは?

担当:余裕でしょ(笑)。
山本:いやあ、無理ですって。週刊はバケモノですよ…。

完成した高木さん&西片君のイラストはこちら!

 (13028)

いかがでしたでしょうか? 今回のイラスト完成までの所要時間はおよそ30分。ふだんサイン会などでは、ミリペンで直書きして1枚2〜3分程度とのことですが、今回は下書きした上にペンを使うなど、丁寧に描いてくださいました。ペン入れ中の迷いのない線の描き方は、何時間見ていても飽きません。

次回のインタビュー中編では、山本崇一朗先生の子供時代からデビューするまで、そして『からかい上手の高木さん』『ふだつきのキョーコちゃん』の誕生秘話についてご紹介します!
(C)山本崇一朗/小学館

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コマツ
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