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世界三大コーヒーにも劣らない!台湾の“阿里山コーヒー”ってどんなコーヒー?

台湾を代表する飲み物といえば、まずはお茶ですが、実は今、台湾ではコーヒーブームが巻き起こっているんです。栽培条件の厳しいコーヒーは世界でも生産地が限られますが、台湾中南部以南の地域では、良質のコーヒーが栽培、収穫されています。しかも世界的にも高い評価を得ている質の良いコーヒーが獲れるのだとか。今回は、そんな台湾コーヒーについて調べてみました。

「MADE IN TAIWAN」ブームの波を受けて栽培が復活

台湾でのコーヒー栽培の歴史は日本統治時代にさかのぼります。昭和天皇への献上用に栽培が始まり、現地には当時のコーヒーの木が今も残っています。
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via 南蛮屋
やがて外国産コーヒーが台湾に輸入されるようになると一時下火になりましたが、台湾の特産品を世界に向けて発信していこうというMIT(メイド・イン・タイワン)ブームの中で再び、栽培されるように。

同時に品質の向上が図られ、「台湾産のコーヒーはおいしい」と世界的に認知が高まりつつあります。

世界三大コーヒー「コナコーヒー」に並び称される高品質で希少な豆

「台湾コーヒー」は、世界的に高い評価を受けるハワイ・コナコーヒーにも例えられる、芳醇なアロマと味わいが特徴です。台湾内外で注目されながら、生産地が限られ、生産量がまだ極めて少ないため、とても貴重なものとなっています。
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数ある台湾国内の産地の中で一番の注目は阿里山!

「台湾コーヒー」の栽培は、年間を通じ気候が温暖な台湾中南部以南で行われています。幾つかある産地の中でも特に注目したいのは、風光明媚な観光地としても知られる山岳地帯の阿里山エリア。

そこで生産される「阿里山コーヒー」はフルーティな味わいとも、口に含むとアーモンドのような風味とミルクチョコレートやキャラメルのような甘みが広がるとも称される、台湾で最も人気のある国産オーガニックコーヒー豆です。

日本より早かった台湾でのサードウェーブコーヒーブーム

コーヒー豆の産地、安全性や品質、煎れ方にも徹底的にこだわる世界的な潮流、サードウェーブブーム。実は台湾では、日本よりも一足早く始まっていたといわれています。
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via P.M.A.トライアングル
時を同じくして2012年にはアメリカを代表する全国紙のひとつUSA todayによる「世界10大コーヒー」に「台湾コーヒー」がアジアから唯一選出されたことも、台湾でのサードウェーブのブームを加速させる要因になったようです。

これぞ台湾のサードウェーブコーヒー!人気の「阿里山コーヒー」を楽しめるカフェ

●熱き日本人オーナーによる、こだわりのカフェ「Goodman Roaster」

旅行で台湾を訪れた日本人オーナーの伊藤篤臣氏が、台湾コーヒーを代表する産地、阿里山で飲んだコーヒーの味わいに感動、「その美味しさを世界に広めたい」と始めたコーヒーショップです。
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via P.M.A.トライアングル
厳選されたオーガニックのハンドメイドコーヒーは一杯ずつ丁寧にハンドドリップされ、アイスでもホットでも楽しめます。ウッドをベースに作られたシンプルでお洒落な店内は、贅沢なくつろぎの空間。自家焙煎する阿里山コーヒーのコーヒー豆はお土産用に購入も可能です。
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via P.M.A.トライアングル
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Taiwan Alisanコーヒー豆、ドリップコーヒーパックなど
via P.M.A.トライアングル
【店舗情報】
「Goodman Roaster」
住所:No. 110, Tianyu Street, Shilin District, Taipei City, 台湾 111
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休

GOODMAN COMPANY

GOODMAN COMPANY

●地元でも人気の、シングルオリジンコーヒー・カフェ「All Day Roasting Company」

「とにかくおいしい」と現地でもよく知られているカフェ。特に注目したいのは、店内にすえつけられた最新式のコーヒー抽出マシーン「スチームパンク」、機械式ながら職人の徹底したこだわりを叶えてくれる最高級のマシーンです。
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via P.M.A.トライアングル
こちらの店のポリシーは産地、生産加工方法が明確かつ、ブレンドが一切行われていないコーヒー豆「シングルオリジンコーヒー」で、阿里山コーヒーの魅力をダイレクトに楽しめるはず。センスを感じるマグカップやTシャツなどのオリジナルグッズも豊富に取り揃えています。
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via P.M.A.トライアングル
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via P.M.A.トライアングル
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via P.M.A.トライアングル
【店舗情報】
All Day Roasting Company
住所:No. 329, Yanshou St, Songshan District, Taipei City, 台湾 105
営業時間:11:00~22:00
定休日:原則無休 ※春節その他、特別に休む場合有り

All Day Roasting Company | Facebook

All Day Roasting Company | Facebook
All Day Roasting Company、台北市 - いいね!2.2万件 - We love to make coffee for the city that loves to drink it。

では日本では飲めないの!? 日本への台湾コーヒー輸入の第一人者、「南蛮屋」の平井社長に聞いてみた!

そんな台湾コーヒーですが、日本ではまったく見かけません。

そこで日本で輸入しているところはないかとリサーチしたところ、これまでに何度も現地を訪れたことがある、コーヒー豆販売店「南蛮屋」を発見。平井誠一郎社長と同社の焙煎担当、村松さんにお話を伺いました。
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茶畑とコーヒー畑が共存する風景は台湾ならでは
via 南蛮屋
──まず平井社長と台湾コーヒーとの出会いを教えてください。
台湾に住む日本人の友人から現地にコーヒーの栽培地があると聞き、2015年、台湾中南部に位置する阿里山の農園を視察したのが最初です。小規模な庭先栽培をイメージしていたのですが、阿里山の特産であるお茶の畑の隣に本格的なコーヒー農園があって驚きました。
──平井社長と台湾との関わりについてもう少し教えてください。
「南蛮屋」はもともと、業務用のコーヒー豆粉砕機器を製造・販売する会社だったのですが、南蛮屋を始める以前にも、私は同業のメーカーで働いていました。今から40年前、日本から飛び火したコーヒーの専門店ブーム真っ只中の台湾へ機械を納めに行ったのが、台湾のコーヒーカルチャーとの出会いだったのです。

台湾島内に流通が限られる豆を日本に少量輸入。そのお味は?

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via P.M.A.トライアングル
──まだまだ日本では稀少な台湾産コーヒーを「南蛮屋」では数量限定で輸入販売されたそうですね。コーヒー豆の焙煎などを担当している村松さん、味はいかがでしたか?
「2016年、阿里山の走廊荘園ヤユヌ・エリアから仕入れた豆は、完熟マンゴーのような爽やかな風味とジューシーな酸味が特徴なんです。焙煎では、その豊かな香りを殺さないように神経を使いました。「南蛮屋」では、すべて炭火で、手作業で焙煎しているのですが、豆の内部まで熱を入れ過ぎないように苦心したものです。」

次の入荷は2年後?仕入れ実現に情熱を傾ける日本のバイヤーたち

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via P.M.A.トライアングル
稀少性と味のよさから、世界中のバイヤーが狙っているという台湾産コーヒー。

「南蛮屋」でも次回入荷時期は未定とのこと。「でも2年後くらいには仕入れたいね」と、平井社長は虎視眈々と狙いを定めています。

日本のカフェで台湾産コーヒーを扱い、もっと手軽に飲んだり、購入できたりする日が来るのも時間の問題かもしれませんね。
ちなみに今回直接平井社長にお話を伺ってきた場所は、神奈川県厚木市にある、焙煎工場を併設した本店。自慢のコーヒーをいただいたのですが、コクがあって飲みやすく、冷めても酸味がすっきり!焙煎技術の賜物に違いありません。なお、本店では、自家焙煎コーヒーなどのドリンクバー付きスイーツバイキングが楽しめるほか、工場の見学もできます。コーヒー好きのみなさん、ぜひ一度訪れてみてください!
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via P.M.A.トライアングル
【物件情報】
「南蛮屋ガーデン」
住所:神奈川県厚木市下依知306
TEL:046-205-3177(スイーツバイキングは046-280-5277)
営業時間:10:30~18:30(焙煎工場の見学は月・火・木・金・土13:00~17:00、スイーツバイキングは11:30~16:00)
定休日:水曜

南蛮屋ガーデン

南蛮屋ガーデン
コーヒー専門店『南蛮屋』の本店。1階では隣接の焙煎工場で煎りあげたコーヒー豆をはじめ、こだわりの食品・雑貨・草花類などを販売。焙煎工場は見学もできます。2階は食べ放題のスイーツバイキング。コーヒーを見て、感じて、飲んで、楽しめる施設です。
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