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「ブレンドコーヒー・アメリカンコーヒー・エスプレッソ」その種類と味の違いって?

喫茶店やカフェに行くとメニューにある「ブレンドコーヒー・アメリカンコーヒー・エスプレッソ」。全部コーヒーの種類ではあるけれど、一体何がどう違うのでしょうか?さまざまあるコーヒーの中でも最もポピュラーなこの3つのコーヒーの違いについて解説します。

コーヒーの種類はいろいろあります

一言で「コーヒー」と言っても、実はいろいろな楽しみ方があります。豆の選び方から焙煎方法、さらには抽出方法によって味が全く違うからです。
例えばカフェや喫茶店で取り扱っているコーヒーの種類として一般的なのは、「ブレンドコーヒー」「アメリカンコーヒー」、そして「エスプレッソ」ではないでしょうか?
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ここでは、そのブレンドコーヒー・アメリカンコーヒー・エスプレッソの3つのコーヒーの特徴と味の違いについて解説します。

・ブレンドコーヒー

コーヒー豆は産地や精製方法、焙煎度合いなどによって、それぞれ味や香りが異なります。そうした豆を何種類か組み合わせたコーヒーが「ブレンドコーヒー」です。
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豆の苦味や酸味、甘みといった特徴や組み合わせたときの味や香りの変化などを熟知していないとブレンドコーヒーは作れないのです。
もちろん、ブレンドする人によって味が異なりますから、コーヒー店やカフェ、喫茶店などで飲んだ「ブレンドコーヒー」が美味しいと思ったら、それはブレンドした人がコーヒー豆について熟知しているということですね。
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ここ数年ブームとなっている“サードウェーブコーヒーブーム”では「シングルオリジン」と呼ばれる、一つの品種のコーヒー豆のみで淹れたコーヒーなども人気ですが、もちろん、ブレンドしているからこそ美味しいコーヒーもたくさんありますし、だからこそブレンドにこだわっているカフェ、ロースターも多く存在します。

・アメリカンコーヒー

「アメリカンコーヒー」と言うと“薄いコーヒー”というイメージがある人も多いかと思いますが、薄いのは味ではなく「色」です。
「アメリカンコーヒー」は浅煎りの豆を粗く挽き、抽出時間も少ないため色が薄いのです。
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なぜ「アメリカン」と呼ばれるようになったのかということについては諸説あります。
元々アメリカでは浅煎りのコーヒーが主流なのですが、それは1773年に起こった「ボストン茶会事件」がきっかけであったとも言われています。
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「当時は紅茶の方が普及していました。ところが、イギリスが、コーヒー貿易の競争でオランダやフランスに敗北し、紅茶貿易に切り換えたことにより情勢が変わりました。イギリスは「茶条令」の発布によって輸入紅茶を独占した上で、価格をつりあげ、重い税金をかけたのです。これに怒ったアメリカの人々は、ボストンに停泊していたイギリスの東インド会社の船を襲い、積み込んであった紅茶をすべて海中に投げ捨ててしまいました。これが1773年に起こった『ボストン茶会事件』です。」
つまり、紅茶を飲みたかった人たちがわざとコーヒーを薄く淹れて、紅茶の代わりに飲んでいたからという説。
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アメリカでコーヒーが普及した当時、パーコレーターという器具を使ってコーヒーを淹れていたそうなのですが、そのコーヒー器具は豆を粗挽きにして淹れていたため、粗挽きに適した浅煎りが主流になったという説。
ほかにも、いろいろな説がありますが、当のアメリカでは「アメリカンコーヒー」とは言わないということを考えるとちょっと面白いですよね。

・エスプレッソ

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エスプレッソは深煎りにしたエスプレッソ用の豆を極細挽きにして専用の器具、エスプレッソマシンで淹れたコーヒーのことを言います。
普通のドリップコーヒーが10g程度の豆で150〜160cc抽出するのに比べ、エスプレッソは7〜8gの豆で25ccしか抽出しません。ですので、意外にもドリップコーヒーよりもカフェインの含有量は少ないのです。
また、ドリップコーヒーに比べて短時間で抽出するため余計な苦味や雑味がなく、豆本来のうまみだけがギュッと凝縮され、深いコクのあるコーヒーになります。
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エスプレッソは専用マシンがあるだけに淹れるのが難しいのも事実。エスプレッソは、「クレマ」「ボディ」「ハート(アロマとも呼ばれます)」の3層がキレイに分かれて抽出されるのが理想とされていますが、この3層を保つのは10秒程度。まさに淹れたてが一番美味しいコーヒーです。
「クレマ」…一番上に出来るクリームのような泡の層のこと。
「ボディ」…クレマの下に出来るブラウンの層。口に含んだ時に感じるエスプレッソの深みやコクが凝縮されています。
「ハート(アロマ)」…抽出したての香りが凝縮された部分
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エスプレッソの発祥はイタリアですが、日本では「スターバックスコーヒー」に代表されるシアトル系カフェが普及したことで知名度を得ました。
イタリアではストレート、または砂糖だけを入れて飲むことが多いですが、日本ではカフェラテやカプチーノ、カフェモカとして飲まれることが多いのではないでしょうか?
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また、数年前までは業務用がメインだったエスプレッソマシンですが、最近は自宅でも楽しめる安価なものが各社から発売されています。ですが何より、ネスレの「ネスプレッソ」の発売により、自宅でも簡単に作れるようになりました。

それぞれの美味しさを楽しみたいですね

焙煎や豆の挽き方、淹れ方など、ちょっとした違いでコーヒーの味は大きく変わります。それぞれのコーヒーの美味しさを知って、シーンに合わせていろいろなコーヒーを楽しんでください。
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