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温泉が好きなのは、人間だけじゃない。雪国で生きるスノーモンキーたち。 | rooVeR [ルーバー]

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温泉が好きなのは、人間だけじゃない。雪国で生きるスノーモンキーたち。

「スノーモンキー」というこの英語を直訳すると雪ザルという日本語になりますね。では、このスノーモンキーは実際にはどんなサルのことを指すのでしょうか?またどこに行けばそのサルに会うことができるのでしょう?

彼らは“スノーモンキー”と呼ばれています。

しんしんと雪が降り積もる山奥。
そこには厳しい寒さを乗り越えようとサルたちが温泉に入る姿が見られます。

2011 SNOW MONKEY enjoy hot spring on snowy day. FullHD 雪降る地獄谷 スノーモンキー - YouTube

This movie is 2011 Version. **** Feb. 2013 version posted :-) http://youtu.be/Fo7RQRD8jPE The monkey in Nagano Prefecture that lives in the snow mountain lik...
彼らは、スノーモンキーと呼ばれておりその名の通り雪国で生きるサルたちのことを指します。
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「スノーモンキー」とは、ニホンザルの英語名です。つまり、「Snow monkey=Japanese monkey」という認識が海外ではなされています。もともとサルは暖かいところに生息するという一般的な概念があり、ニホンザルが雪の降る非常に寒い地域にも生息していることに驚きの意味も込めて「スノーモンキー」と名付けられたのです。
このスノーモンキーの知名度が急上昇したのは、2006年にアメリカの自然写真コンテストである「ネイチャーズ・ベスト国際写真コンテスト」にニホンザルの写真が最優秀グランプリ入賞を果たしたからといわれています。

「スノーモンキー」は、どこに行けば会えるの?

世界で唯一、温泉に入るサル、といわれているのが日本の地獄谷野猿公苑に生息しているニホンザルです。地獄谷野猿公苑は、長野県山ノ内町に位置しており、檻や柵がない自然のままに暮らすニホンザルを間近で観察できる場所として広く知られています。特に、11月から3月にかけての冬場は、サルが温泉に入る珍しい姿が見られることのできる時期で、世界中から多くの人々が訪れていますよ。
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ー10℃という厳しい寒さを生き抜く姿。

「地獄谷」とは、昔の人もよく名付けたもので、その名の通りかなり厳しい環境で、冬は−10℃を下回ることもあり、1年のほぼ3分の1が雪に覆われているとのことです。
この公苑は、野生のスノーモンキーの姿を見るというコンセプトのもと作られた施設だけあって、公苑までも雪道をザクザクと分け歩いて行くことになります。自分が野生の中に入っていくという感覚でしょうか。
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交通の便の悪さや寒さを押しても、走り回り、毛づくろいをし合う、また温泉に入るといったような貴重なスノーモンキーの姿を見られた際は、喜びもひとしおですね。ただ、自然に近い形でスノーモンキーを観察できるという利点がある反面、大雪などが降ると雪崩の心配もあり臨時休苑となることもありますので、訪れる際は、事前にホームページにて確認を必ずしてから出かけましょう。
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彼らの様子は24時間見ることもできる

ホームページでは、ライブカメラでの映像も見られますので、現地まで行けない場合でも、忙しい合間の癒やしとしてチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
(地獄谷野猿公苑ホームページ http://jigokudani-yaenkoen.co.jp)

世界でもっとも北に生息するサルの存在

厳しい環境下で生きているニホンザルは、地獄谷のサルだけではありません。日本では、その「スノーモンキー」という名がまさにふさわしい、世界で最も北に生息しているとされるニホンザルがいます。この北限のサルは、青森県下北半島に生息しているのですが、なんと国の天然記念物にも指定されているのです。

野生のサルたちに出会えるかも?

天然記念物として大切にされ、下北半島のニホンザルは、以前から比べると、かなり数も増えています。具体的には1970年代からの比較で、群数にすると6から20群へ、個体数にすると220~230頭から800頭まで増え、そのため下北半島の脇野沢村では、野生のサルに遭遇することも珍しくありません。特に、海峡ラインでは、車を走らせているとかなりの確率で野生のニホンザルに会えますよ。
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via rooVeR

挑戦してみたい!サル調査!

この北限のサルに確実に会いたければ、サル調査に参加してみるという手立てもあります。「下北半島のサル調査会」は、一般の人も参加することが可能です。活動内容としては、野生のサルを調査観察し、世界で最も北に生息する「北限のサル」の暮らしを探り、またサルとヒトとのかかわりもみるというものです。
実は著者である私も、このサル調査に何回か参加させてもらったことがあるのですが、色々な地域からたくさんの人が集まり、わいわいと楽しく過ごせますので、興味がある方はぜひ以下のURLで詳細をチェックしてみて下さいね。
http://www.northern-monkey.org/shimokita/
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みなさんにも、「スノーモンキー」のことを少し知ってもらうことができましたでしょうか?ヒトに近い霊長類だからこそ、いろいろ観察しておもしろい、興味深い動物であると思います。日常に疲れたら、一息抜くためにも、ふらりとスノーモンキーに会いにいってみませんか?
text:ミレニアム

ニホンザルに会いたいければ、ここ! 

【地獄谷野猿公苑】
自然のままに暮らすニホンザルを間近で観察したい方はぜひこちらへ。 
http://jigokudani-yaenkoen.co.jp

【むつ市野猿公苑】
北限のサルを間近で見たい方はこちらへ。
http://www.city.mutsu.lg.jp/index.cfm/18,4543,84,html

【千葉市動物公園】
ふれあい動物で有名な動物園ですが、じつはここの動物園は、関東で一番多くのサルに会えます。もちろんニホンザルも真っ先にお出迎えしてくれますよ。
https://www.chibazoo-farm.com/

【札幌市円山動物園】
2015年10月にサル山がリニューアルされました!より自然に近い環境で、活き活きとしたサルたちの行動をゆっくり見られますよ~
http://www.city.sapporo.jp/
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