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寒~い海でも余裕だよ!アザラシの“毛”にはこんな秘密が隠されていた! | rooVeR [ルーバー]

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寒~い海でも余裕だよ!アザラシの“毛”にはこんな秘密が隠されていた!

まんまる姿が愛くるしいアザラシは、寒い地域の海で暮らしていますよね。ホッキョクグマなんかはふさふさの毛で覆われてあたたかそうだけれど、アザラシふさふさしていません。いったいどうやって寒い海で生き抜いているのかその秘密を徹底解説します!

一見、つるんとして見えるアザラシ

アザラシを触ったことがある方はいらっしゃいますか?
水族館でも、なかなかふれあうことができないアザラシ。今日はそんなアザラシの毛についてご紹介します。
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よーく見てみて!ぎっしりと毛が生えているのが分かりますか?

実は、アザラシの毛は見た目はふさふさしていませんが、みっしり生えていて、水が皮膚まで浸入してこないように防水効果があるのです。また、アザラシというと、その毛皮には抜群の断熱効果があり、毛と皮膚の間の空気の層によって体温を保持することができます。

もちろん毛が生え変わる時期だってちゃんとあります。

こんなアザラシ見たことありますか?!アザラシは、この重要な役割をもつ毛を、1年に1回生え替わらせます。つまり、この換毛によりフレッシュな防水、断熱効果のある毛を維持することが出来るのです。ただし、換毛には多くのエネルギーが必要とされるため、その間はほとんど水の中に入ることはありません。余談になりますが、水族館でも、かわいらしいアザラシが陸にごろりとくつろいでいる姿を見たければ、この換毛期を狙っていけば、ばっちりです。
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代表的なアザラシはこの2種類!

ゴマフアザラシ

ゴマフアザラシといえば、ゴマちゃんの愛称で有名ですよね。このアザラシは、日本の水族館で一番数多く飼育されている種類なんですよ。
ちなみに、ゴマフアザラシの換毛期は2~4月ころの繁殖期の後、約1カ月ほどといわれています。

ゼニガタアザラシ

ゼニガタアザラシといえば、日本でも野生の個体がみられるんですよ。北海道に生息していることで知られているんです。
ちなみに、このアザラシは8月ころからが換毛期です。

海で暮らす為に絶対に必要、「脂皮」。

みなさんもご存じの通りアザラシは、海の哺乳類、つまり海獣類です。陸上に生息する哺乳類にはみられない特殊な組織として、「脂皮」とよばれるものがあります。これは、体の表面を覆う表皮と真皮とそのすぐ下にある皮下脂肪層を合わせたものをあわせた組織になります。この脂皮が、海中で生活する上での体温保持に、非常に大切な役割を果たすのです。

季節によって脂皮の厚みは変わっていきます。

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つまり、皮下に脂肪を蓄えることによって、体温が逃げてしまうのを抑え、体温保持をはかっているというしくみになります。このため、季節によって脂皮の厚みが変わるということが分かっていて、暖かい季節には薄く、寒い季節には厚くなるということです。これは、野生下でも、飼育下でも測定されていて、明らかになっています。

赤ちゃんアザラシは、どのように寒さを乗り切っているの?

生まれたときには、こんなにふわふわなんです。

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赤ちゃんアザラシは、大人のアザラシのように分厚い脂皮を持って生まれてはきません。そこで、この脂皮に変わるものとしての役割が長いふわふわの毛になるのです。
そしてこの白の毛は、外敵に見つかりにくいという効果もあります。赤ちゃんはぬれてしまうと体温が奪われるため、ほとんどの時間を氷上で過ごしています。そのため、白い色は保護色になるということなのです。

しかしこの毛では寒さは防げない…

この毛だけでは水の中での生活は合理的でないため、急速な勢いで皮下脂肪を蓄えていきます。このため、アザラシのミルクは非常に濃い、脂肪率や栄養価の高いものになっているのです。4~5週間もすると、このかわいらしい白い毛は抜け落ちて、大人と同じゴマ模様となります。そして、ちょうどこのころ乳離れの時期を迎えるのです。
みなさん、どのようにアザラシが寒さをしのいで生き抜いているか分かっていただけましたでしょうか?防寒のキーとなる脂肪層、人間界ではメタボが問題になっていますが、アザラシには生きていく上で、なくてはならないものなのですね。
text:ミレニアム

かわいいアザラシが見られるおすすめ館 

【おたる水族館(北海道)】
なかなか芸達者なアザラシのショーが見られる水族館ですよ~餌やり体験も出来ちゃいます♪
http://otaru-aq.jp/

【海遊館(大阪府)】
間近でワモンアザラシを見ることができます。遊び好きアザラシはハンカチなど見せると寄ってきてくれますよ~
http://www.kaiyukan.com/ 

【鴨川シーワールド(千葉県)】
2016年2月繁殖例は非常に珍しいといわれるワモンアザラシの赤ちゃんが誕生していますよ~
http://www.kamogawa-seaworld.jp/

【アクアマリンふくしま】水族館なのにフェネック?世界最大級の人口砂浜にも注目! |

【アクアマリンふくしま】水族館なのにフェネック?世界最大級の人口砂浜にも注目! |
かわいいアザラシやフェネックにも会えちゃいます♡幻想的なクリオネの水槽にうっとり…。参加体験では自分で釣った魚を食べることも。生きものとの関わり方を考えさせられる、水族館です。

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