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日本で初めて「スチームパンク」を導入したカフェでコーヒー飲み比べ!

世界的にも珍しいコーヒー器具「スチームパンク」を使っている「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」に突撃取材!フレンチプレスとスチームパンクで淹れたコーヒーを飲み比べて、味の違いを試してきました!

「Steampunk(スチームパンク)」を取り扱っている「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」

コーヒーの珍しいマシンを使っているコーヒーショップがあると聞いて、コーヒー初心者のライターが本格コーヒーを求めて向かったのは、「THE COFFEE ROAST WORKS」。代々木上原駅から徒歩15分ほど、閑静な住宅街にたたずむ、小さな看板が目印のお店です。
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こちらのお店、日本でも数える程しか取り扱いをしてないコーヒーマシン「Steampunk(スチームパンク)」を初めて導入したお店であるといわれています。
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ちなみに、“スチームパンク”とは、SFのサブジャンルの一つであり、蒸気機関が広く使われている19世紀を舞台にしたファンタジーのことを表す言葉でもあります。代表的な作品は『天空の城ラピュタ』などが挙げられます。
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そんなスチームパンクの言葉を冠にしたコーヒーマシン「スチームパンク」は、メタルな雰囲気を醸し出しとてもかっこいい!!男心をくすぐります。

今回、このコーヒーマシン「スチームパンク」の操り手であるバリスタ&ロースターの成澤敬介さんにお話を聞きつつ、コーヒーを淹れていただきました。
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「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」では、スチームパンクだけではなくフレンチプレスやエアロプレスなどさまざまな淹れ方でコーヒーを提供しています。

そこで、同じ豆を使った場合、スチームパンクとそれ以外の器具で、コーヒーの味に違いがあるのか?について検証してみたいと思います。
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使用する豆は成澤さんがおすすめするニカラグア産のコーヒー豆。スチームパンクとフレンチプレスで比べてみます。
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早速スチームパンクを使う成澤さん。近未来マシンを手早く使いこなす姿は、まさにコーヒーエンジニア!スチームパンク自体も蒸気機関車を連想させるような動きをしているので淹れる過程を見ているだけでも楽しいです。
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SteamPunk - YouTube

THE COFFEE SHOP ROAST WORKSさんで「Steam Punk」というコーヒー器具でコーヒーを淹れてもらいました!
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スチームパンクのコーヒーがグラスに注がれ、フレンチプレスのコーヒーも出揃いました。
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下の写真、奥のグラスがスチームパンク、手前がフレンチプレスで淹れたコーヒー。同じ豆で淹れたにもかかわらず、色も少し違いが出ているのがわかります。
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スペシャルティコーヒーが持つ、コーヒー本来の甘さを楽しんでもらいたいと、「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」では砂糖もミルクも置いていません。

砂糖とミルクが入っている缶コーヒーばっかり飲んでいる自分には敷居が高いですが…。

成澤さん曰く「全然大丈夫!苦くないですよ!」とのこと。

そんなコーヒー初心者の私ですが早速飲み比べてみます!
まずはフレンチプレスから。フレンチプレスで淹れたコーヒーの香りは、これぞコーヒー!という香り。ふんわりとまとまりがあり、鼻の奥をくすぐってきます。
続いてスチームパンク。香りは抑えめ。今まで飲んできたコーヒーの味とは全くの別物のようです。甘みとフルーツの香りがより際立ち、シャキッとした味わいがあります。
ブラックは苦いだけと思っていましたが、コーヒー豆の香りとほのかな甘みが苦味の抵抗をなくしてとても飲みやすく美味しいです。

今まで飲んできたコーヒーに近いという意味では、フレンチプレスのほうが飲みやすかったのですが、コーヒー豆本来の味と香りを楽しむという意味ではスチームパンクの方が向いている気がします。

味の違いが分かったところで「スチームパンク」について聞いてみます

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──スチームパンクに合う豆・合わない豆はあるのでしょうか?
成澤さん「豆によっての違いはなく、どんな豆でも素直に飲みやすい仕上がりになります。今日お作りしたニカラグア産はお客様の評判も良いですね。ただ、豆は1ヵ月ごとに変えているので、レギュラーのメニューとしては置いてないのです。その時々の旬のコーヒーを楽しんでいただきたいと思っています。」
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──スチームパンクとフレンチプレスで、こんなに味が違うのはなぜでしょうか?
成澤さん「フレンチプレスではコーヒーの豆は粗挽きにし、スチームパンクでは細挽きにします。抽出時間もフレンチプレスは4分かけてじっくり抽出します。粉はあまりうごかさず、漬け置くイメージですね。

でもスチームパンクは約1分半で抽出します。コーヒーの雑味が出る前に抽出するので、より細かい細挽きを使うのですが、スチームで攪拌させるので短時間でしっかり味を引き出すんです。同じ豆ですが、挽き方、抽出時間が違うだけで、これだけ味の差が出てくるんですよ。」
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──ところで、アメリカの小さな会社「ALPHA DOMINCHE(アルファ・ドミンチェ)」が開発した「スチームパンク」を導入したのは何故ですか?
成澤さん「エスプレッソマシンにはない新しさと、レシピの自由度からさまざまな可能性を感じたからです。抽出の原理はサイフォンと同じなのですが抽出方法自体は今までにはなかった形です。

使う側としてはレシピの調整の幅も広いので、面白く可能性を感じられるマシンなんです。ですからこれからももっといろいろなコーヒーが作れると思います。」
──スチームパンクを使いこなせるようになるまで、どれくらい時間がかかりましたか?
成澤さん「スチームパンクは誰でもすぐに使えますよ。確かに細かい部分で言えばコツがあるにはありますが、基本的には誰でも大丈夫です。一度レシピを決めたら、タブレットで操作するだけなので、オペレーションとして難しいことはありません。」
──他の器具よりも優れているなと思う部分はありますか?
成澤さん「僕個人の感想ではありますが、アイスコーヒーを淹れるときはスチームパンクで淹れる方が好きですね。あとは、他の器具と比べると、コーヒーの液体の質感と風味が優れています。スチームパンクの方が良い方向に出やすいと感じます。」

「THE COFFEESHOP ROAST WORKS 」ではワークショップなども開催

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「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」ではコーヒーについてさまざまな企画が開催されています。例えば、サラダとコーヒーのコラボ企画や店頭で焙煎体験ができるワークショップなどなど。そんなコーヒーのイベントも多く開催している「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」さんが考える“コーヒー”について聞いてみました。
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──サラダとコーヒーの組み合わせという誰もが考えるようで考えなかった企画をどういった経緯でイベント化しようと思ったんですか?
成澤さん「コラボのきっかけは、サラダ専門店のsalad(サラド)さんから提案があったからなんです。確かにコーヒーとサラダを合わせたことはなかったなと思いました。

実際にサラダを食べて、それに合うコーヒーを提案していくという形だったのですが、ドレッシングや中身の違いなど、サラダにもいろいろな種類があり、その中で似たようなコーヒーのフレーバーをピックアップして探していくのが面白かったですね。

例えば、ヨーグルトドレッシングのような酸味の効いたものと同じく酸味の効いたコーヒーとか、グレープフルーツなどのフルーツが入ったサラダには、フルーツのようなフレーバーを持つコーヒーなど、これはフードペアリングの基本ではありますし、僕個人の感覚ではあったんですが、合うなと感じました。」
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──これからもそういったコラボなど挑戦していきたいと考えていますか?
成澤さん「はい。さまざまなことをやっていきたいと思っています。コーヒーショップなので当たり前ではあるんですが、お店ではコーヒーを全面的に出しています。でも、実際に生活の中でコーヒーが主役になることってあまりないんですよね。

ですから、サラダを食べる人に対してお供のコーヒーを提案したり、ほかにも旅館で一息ついてもらいたいときのような、特定のシーンをイメージしたブレンドのドリップパックを作ったり、生活に寄り添う形のコーヒーを提案していきたいと考えています。
例えば、普段の生活でコーヒー豆の焙煎を体験することってなかなかないと思うんです。でも、実際に生豆を見てもコーヒーの種類によって全然違うし、そこから焙煎することで、見た目がどう変わっていくのか、香りはどう変わるのか。

そういう楽しみを知っていただきたいんですよね。口(味)だけではなく五感を使ってコーヒーを感じてもらえる焙煎体験ワークショップやご自宅で美味しくコーヒーを飲んでいただくための抽出セミナーなども開いてます。
そもそも『家庭で再現できるコーヒーを提供する』というのが店のコンセプトなんです。『コーヒーは楽しい』、『自宅でも美味しいコーヒーを淹れられる』…そういうコーヒーの楽しさの根本をお客様に伝えていきたいんです。」

生豆と焙煎したコーヒーの違いを体験しました

特別に、生豆と焙煎後、挽いた豆の香りを比べる体験をさせていただきました。
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成澤さん「豆の香りは焙煎の度合いによって全然違います。この店ではほとんどの豆を浅めの中煎りにしています。コーヒーの個性が出やすく、風味がよりわかりやすく、一番バランスが良い焙煎度合いなんです。焙煎後の豆の香りもかなり違いますが、生豆だともっと変わりますよ。」
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まずは粉の香りを比べてみます。

(写真の)向かって左の豆と粉がブラジル産、いわゆる“コーヒーの香り”です。右がニカラグア産です。ブラジル産と違ってコーヒーの香りというよりは、フルーティな香りがします。
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そして生豆の香りを比べてみます。生豆の見た目はコーヒーとかけ離れた真っ白な色合いですよね。これは一般のお店ではあまり見られない状態です。

ブラジル産は全くコーヒーの匂いがなく、どことなく感じるのは土の匂い。対してニカラグア産は植物の匂いが強く、例えるなら草原の匂いがします。
生豆の時点でこんなにも香りが違うのは驚き。
焙煎方法でも香りが違い、抽出方法が違えば、味の感じ方も幾通りに広がるコーヒーの世界はとても奥深いですね。

成澤さんが思う「スペシャルティコーヒー」とは?

成澤さん「まずはコーヒーを知ってもらわないといけないので、きっかけを持ってもらえるものであれば何でもいいと思っています。お店にいらっしゃるお客様でもメニューをみると、ややこしくて分からないから、と遠慮してしまう方もいらっしゃるので…。コーヒーって、もっと単純に、何も考えずに楽しんでもらえるものなんです。」
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「生豆の匂いが違うと体験していただいたりするだけで、面白いと感じるじゃないですか。焙煎セミナーなども終わった後は、みなさん楽しいと言ってくださるのがとても嬉しいんです。
スペシャルティコーヒーを広めたいのももちろんですけど、スペシャルティコーヒーだからこそ、こんなにたくさんの違いが楽しめるんだというコーヒーの面白さを伝えていきたいです。」
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「私達が扱っているコーヒーはスペシャルティコーヒーと呼ばれているものです。

スペシャルティコーヒーの要素の1つに「トレーサビリティ(追跡可能性)」というものがあります。これは、誰が、どこで、何を、どのように作ったのかがある程度まではっきりしているということ。

がんばってくださっている生産者のみなさんに対して、適正な価格で買い取ることで、還元できるような仕組みになっています。
例えば、ラインナップにある「エル・サルバドル モンテ・シオン」の生産者はリリアナさん。彼女は、農園の売上の一部を地域住民に寄付したり、農園で働く女性のために託児所を設けるなど、社会活動にも力を入れていて、僕らが尊敬している生産者の1人です。

そんな彼女のコーヒーを購入し、お客様にご紹介することで、少しでも役に立ちたいと考えています。こうした魅力的な生産者をご紹介することができるのも、スペシャルティコーヒーの魅力の1つだと思っています。」
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今回、初めてスペシャルティコーヒーを扱うショップを訪れた私ですが、「スチームパンク」をはじめ「THE COFFEESHOP ROAST WORKS」はスペシャルティコーヒーの入り口を楽しめるお店だと思いました。

これからは豆の違いが分かる男、本格的なコーヒーを楽しむ男になってコーヒー初心者から脱却したいと思います!
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【店舗概要】
「THE COFFEE SHOP ROAST WORKS」
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-22-12
電話番号:03-6407-1344
営業時間:10:00-19:00(年中無休)※席あり 10席
アクセス:駒場東大前駅:徒歩約13分、代々木上原駅:徒歩約15分

THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ)

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自家焙煎し最高品質のスペシャルティコーヒーを、ひとつひとつ丁寧に手詰めし、御社だけのオリジナルパッケージでお届けします。
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うちとみ運輸(エンタメ放送作家グループ)
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放送作家田中イデア率いるエンタメ放送作家集団。実験企画、調査企画などテレビに負けないコンテンツをお届けいたします。

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