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「ラテアート」──目にもおいしいコーヒーの芸術作品に思わずうっとり! | rooVeR [ルーバー]

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「ラテアート」──目にもおいしいコーヒーの芸術作品に思わずうっとり!

エスプレッソをベースにしたカフェラテの普及で日本でもお馴染みになりつつある「ラテアート」。ハートやリーフはもちろん、最近では3Dラテアートなんていう進化形ラテアートも流行っていますよね。今回は、そのラテアートの起源や作り方について解説します。

ラテアートの歴史

基本的にラテアートはエスプレッソコーヒーをベースに描かれますから、エスプレッソ誕生の国・イタリア発祥だと思った人もいるのではないでしょうか?
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実はラテアートは、アメリカのシアトルにある「Espresso Vivace(エスプレッソ・ヴィヴァーチェ)」というカフェのオーナー、David Schomer(デヴィッド・ショメール)氏によって、1980年代後半から1990年代前半にかけて広められたといわれています。
ショメール氏は1989年に初のラテアートとして「ハート」の模様を完成させ、続いて1992年には「rosette(ロゼッタ)」という模様を編み出しました。
その後、エスプレッソコーヒーが世界のさらに多くの国に広まっていく中で、たくさんのバリスタが多種多様なラテアートの模様や描き方を考案し、今では数えきれないほどのラテアートが存在します。

ラテアートを描くために必要な基本要素

まずラテアートに必要不可欠な要素は、「クレマができたエスプレッソコーヒー」と「絶妙なクオリティのフォームドミルク」です。
このうちどちらかが欠けてもきれいなラテアートは描けません。
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via rooVeR
「クレマ」は、エスプレッソコーヒーを抽出した際に液面にできる細かい泡のこと。完璧なエスプレッソコーヒーの判断基準は、抽出された時点での「クレマ(上層)」、「ボディ(中層)」、「ハート(下層)」の3層がきれいに分かれていることとされています。そのようなエスプレッソコーヒーを抽出するためには、「タンピング(※)」をちょうど良い力加減で行わなければなりません。
(※)「タンピング」……極細挽きのコーヒー豆を「タンパー」という道具でエスプレッソマシンのフィルターに詰め込むこと。
また「フォームドミルク」も、粗すぎず緩すぎない、絶妙なクオリティの物である必要があります。

フォームドミルクは、ミルクジャグに入れた冷たい牛乳を高温のスチームで細かく泡立てたミルクのこと。完璧に仕上がったフォームドミルクは、ミルクジャグを揺らした時に、ミルクの液面がシルクのように滑らかになることが特徴です。
この2つの要素が合わさってはじめて、きれいなラテアートが描かれたカプチーノやカフェラテができあがるのです。

ラテアートの描き方

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ラテアートの基本的な描き方には、大きく分けて「フリーポア」と「エッチング」という2種類の方法があります。
「フリーポア」は、エスプレッソコーヒーが入ったカップにフォームドミルクを注ぎながら描いていく方法です。これは、他の道具を必要としないシンプルな方法で、もっとも一般的な描き方。先ほど出てきたハートやロゼッタはこの方法で描かれます。
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これに対して「エッチング」は、フリーポアで描かれたものに、カクテルピンや爪楊枝などの細く小さい道具を使ってさらに細部を描いていく方法です。時には、細く絞り出したチョコレートソースを使うことも。文字を描くのにも適しています。

最新ラテアート

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最近は、ハートやロゼッタなどの一般的なラテアートの域を超えて、新たなラテアートがいろいろと編み出されています。カラフルな物やアニメのキャラクターなどを描いた物、また3Dラテアートなんていう物もあり、アイディアは無限です。
また、イスラエルに本社を置く「Ripples」という会社が開発したラテアートプリンター「Ripples Maker」は、カプチーノやカフェ・ラテなどのコーヒーをセットし、スマートホンで専用のアプリから希望する画像や文字をマシンに転送してタッチスクリーンのボタンをタップすると、なんと転送された画像や文字をコーヒーの液面に見事にプリント。通常のラテアートでは難しい細部まできれいに描くことができます。

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どんどん進化を遂げていくラテアート。これからもきっと、驚くべきアイディアが生まれてくるに違いありません。ラテアートの世界の新たな革命が楽しみですね!
text:ともねこ
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